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『進撃の巨人』1位獲得、21週ぶりに『鬼滅』から首位交代/Netflix『未成年裁判』、アマプラ『孤狼の血』急上昇~定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(2022年3月第2週)
公開日: 2022/03/17

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年3月第2週の「配信サービス視聴者数ランキングTOP20(実査日:2022年3月12日、調査対象期間:3月5日~3月11日)」を発表します。

※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20
2022年3月第2週
(対象期間:2022年3月5日~3月11日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt
1位 2
進撃の巨人  99 1位 進撃の巨人 99pt
鬼滅の刃  90 2位 鬼滅の刃 90pt
王様ランキング  69 3位 王様ランキング 69pt
ドラえもん  52 4位 ドラえもん 52pt
呪術廻戦  39 5位 呪術廻戦 39pt
その着せ替え人形は恋をする  37 6位 その着せ替え人形は恋をする 37pt
ワンピース  32 7位 ワンピース 32pt
名探偵コナン  32 8位 名探偵コナン 32pt
ハコヅメ  27 9位 ハコヅメ 27pt
イカゲーム  27 10位 イカゲーム 27pt
平家物語  26 11位 平家物語 26pt
未成年裁判  24 12位 未成年裁判 24pt
ジョジョの奇妙な冒険  23 13位 ジョジョの奇妙な冒険 23pt
ポケットモンスター  23 14位 ポケットモンスター 23pt
39歳  23 15位 39歳 23pt
銀魂  22 16位 銀魂 22pt
ドラゴンクエスト ダイの大冒険  21 17位 ドラゴンクエスト ダイの大冒険 21pt
孤独のグルメ  21 18位 孤独のグルメ 21pt
金魚妻  20 19位 金魚妻 20pt
孤狼の血  20 20位 孤狼の血 20pt
2位 1
3位 3
4位 6
5位 4
6位 5
7位 10
8位 8
9位 17
10位 14
11位 7
12位 32
13位 35
14位 11
15位 12
16位 16
17位 52
18位 9
19位 15
20位 112
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年3月12日 調査対象期間:2022年3月5日~3月11日
本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

『進撃の巨人』1位獲得で21週ぶりの首位交代、『鬼滅の刃』は連続記録途切れ2位

今週、首位独走を続けていた『鬼滅の刃』がついにランクを落とし、21週ぶりの首位交代となりました。代わって1位を獲得したのは最新シリーズ「The Final Season Part 2」が放送・配信中の『進撃の巨人』です。前週2位からランクアップし、2021年1月の調査開始以来、初の首位獲得となりました。視聴者数ptは前週107ptから99ptと若干減少しています。

2位は『鬼滅の刃』がランクイン。前週、2021年1月の調査開始以降で最長となる21週連続の首位獲得という記録を打ち立てました。しかし、「遊郭編」の最終話が2月14日(月)に配信されてから時間が経過したこともあり、視聴者数ptは前週173ptから90ptと大きく減少。一旦、ピークを越えたものと推察されます。

3位は前週同様Amazonプライム・ビデオで見放題独占配信中の『王様ランキング』。視聴者数ptは前週53ptから69ptに上昇しました。4位は前週6位からランクを高めた『ドラえもん』シリーズです。3月4日(金)に劇場公開された最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』にあわせて、Amazonプライム・ビデオでは過去の劇場版全40作品の一挙見放題配信を同日に開始しています。視聴者数ptは前週35ptから52ptに上昇しました。

5位には『呪術廻戦』が入りました。劇場公開中の『劇場版 呪術廻戦 0』の累計興行収入が127億円を超える大ヒットを記録しています。視聴者数ptは前週49ptから39ptに減少しました。

Netflixオリジナル『未成年裁判』、アマプラ独占『孤狼の血』含む4作品が急上昇

今週、4作品が圏外からTOP20入りしました。最も上位に入ったのは、前週32位から12位にランクアップしたNetflixオリジナルの韓国ドラマ『未成年裁判』です。2月25日(金)にNetflix独占配信が始まった本作ですが、3月7日(月)から13日(日)のNetflixのグローバル視聴時間ランキング(非英語・TV)において、2,594万時間を集めて1位を獲得しており、世界的にも人気の作品であることが分かります。視聴者の内訳をみると、男女比は約1:9とかなり女性寄り、年代別では60代で最も人気が高く、30代、40代、50代と幅広い年代で同等の視聴者数ptを集めました。

続いては前週35位から13位に上昇したアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』です。最新シリーズ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』は12月1日(水)よりNetflixで独占先行配信されています。男女比は約6:4と若干男性寄り、年代別では15-19歳代、20代で高い視聴者数ptを集めました。同様にアニメ作品である『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』が前週52位から17位にランクアップ。男女比は約8:2と男性寄り、年代別では30代、40代で高い視聴者数ptを集めました。

4つ目は、前週112位から20位に急上昇した『孤狼の血』です。『孤狼の血 LEVEL2』が2021年8月20日(金)に劇場公開され大ヒットを記録しましたが、早くも3月4日(金)より Amazonプライム・ビデオで見放題独占配信が始まりました。男女比は約6:4と若干男性寄り、年代別では30代、60代で高い視聴者数ptを集めています。

男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちら ランキングデータ一覧へ

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

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