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『進撃の巨人』が3週連続で首位獲得、配信オリジナルでは『トークサバイバー』ほかNetflixが上位独占~定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(2022年3月第4週)
公開日: 2022/04/01

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年3月第4週の「配信サービス視聴者数ランキングTOP20(実査日:2022年3月26日、調査対象期間:3月19日~3月25日)」を発表します。

※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20
2022年3月第4週
(対象期間:2022年3月19日~3月25日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt(橙字:定額制動画配信サービス オリジナル作品※1)
1位 1
進撃の巨人  86 1位 進撃の巨人 86pt
鬼滅の刃  72 2位 鬼滅の刃 72pt
王様ランキング  68 3位 王様ランキング 68pt
ドラえもん  44 4位 ドラえもん 44pt
名探偵コナン  41 5位 名探偵コナン 41pt
その着せ替え人形は恋をする  41 6位 その着せ替え人形は恋をする 41pt
ワンピース  35 7位 ワンピース 35pt
呪術廻戦  29 8位 呪術廻戦 29pt
ハコヅメ  28 9位 ハコヅメ 28pt
39歳 (Netflix) 26 10位 39歳 26pt
孤独のグルメ  22 11位 孤独のグルメ 22pt
ファンタスティック・ビースト  22 12位 ファンタスティック・ビースト 22pt
気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! (Netflix) 21 13位 気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?! 21pt
平家物語  21 14位 平家物語 21pt
からかい上手の高木さん  20 15位 からかい上手の高木さん 20pt
トークサバイバー!※2 (Netflix) 19 16位 トークサバイバー!※2 19pt
ジョジョの奇妙な冒険  19 17位 ジョジョの奇妙な冒険 19pt
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シリーズ  18 18位 NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シリーズ 18pt
孤狼の血  18 19位 孤狼の血 18pt
ドキュメンタル※3 (Amazonプライム・ビデオ) 18 20位 ドキュメンタル※3 18pt
2位 2
3位 3
4位 5
5位 8
6位 9
7位 4
8位 10
9位 19
10位 7
11位 11
12位 51
13位 16
14位 17
15位 25
16位 23
17位 22
18位 41
19位 6
20位 14
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品
※2:「トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~」
※3:「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年3月26日 調査対象期間:2022年3月19日~3月25日
本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

『進撃の巨人』が3週連続1位獲得、『鬼滅の刃』2位を維持

前週からTOP3の顔ぶれに変化はありませんでした。1位にランクインしたのは『進撃の巨人』シリーズ。最新シリーズ「The Final Season Part 2」が放送・配信中のなか、3週連続での首位獲得です。視聴者数ptは前週95ptから86ptと若干の減少となりました。

2位も前週同様『鬼滅の刃』がランクイン。「遊郭編」の最終話が2月14日(月)に配信されてから時間が経過したものの、ランクを落とすことなく2位を維持しています。視聴者数ptも前週76ptから72ptとほぼ横ばいとなりました。3位はAmazonプライム・ビデオで見放題独占配信中の『王様ランキング』です。3月24日(木)に最終回を迎えた本作も前週からランクを維持しており、視聴者数ptは前週63ptから68ptとほぼ横ばいとなりました。

劇場公開が控える『ファンタビ』『高木さん』ほか、5作品が圏外からTOP20入り

今週、5作品が圏外からTOP20入りしました。最も上位に入ったのは、前週51位から12位に躍進した映画『ファンタスティック・ビースト』シリーズです。4月8日(金)に最新作『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』の劇場公開が予定されており、過去作の振り返り視聴が高まったものと推察されます。視聴者の内訳をみると、男女比は約3:7と女性寄り、年代別では15-19歳と50代で高い視聴者数ptを集めました。

続いてランクインしたのは前週25位から15位に上昇したアニメ『からかい上手の高木さん』シリーズです。本シリーズも6月10日(金)に『劇場版 からかい上手の高木さん』の劇場公開が予定されています。男女比は約8:2と男性寄り、年代別では20代で特に高い視聴者数ptを集めました。

3つ目は、前週23位から16位に上昇したNetflixオリジナルのバラエティ『トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~』です。3月8日(火)に配信が始まった本作ですが、男女比は約1:9と女性寄り、年代別では20代で高い視聴者数ptを集めました。

そのほか、前週22位から17位に上昇した『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズ、前週41位から18位にランクアップした『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』シリーズが圏外からTOP20入りしました。

配信オリジナルTOP10:Netflix強し、8作品がランクイン
映画では『桜のような僕の恋人』『私ときどきレッサーパンダ』がTOP10入り

配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信オリジナル TOP10※1
(2022年3月第4週 対象期間:2022年3月19日~3月25日)
 
順位 コンテンツタイトル 配信タイトル 視聴者数pt
1位 39歳 Netflix
26 1位 39歳 26pt
21 2位 気象庁の人々※2 21pt
19 3位 トークサバイバー!※3 19pt
18 4位 ドキュメンタル※4 18pt
17 5位 愛の不時着 17pt
15 6位 社内お見合い 15pt
14 7位 桜のような僕の恋人 14pt
12 8位 金魚妻 12pt
11 9位 私ときどきレッサーパンダ 11pt
10 10位 二十五、二十一 10pt
2位 気象庁の人々※2 Netflix
3位 トークサバイバー!※3 Netflix
4位 ドキュメンタル※4 Amazonプライム・ビデオ
5位 愛の不時着 Netflix
6位 社内お見合い Netflix
7位 桜のような僕の恋人 Netflix
8位 金魚妻 Netflix
9位 私ときどきレッサーパンダ ディズニープラス
10位 二十五、二十一 Netflix
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品
※2:「気象庁の人々: 社内恋愛は予測不能?!」
※3:「トークサバイバー!~トークが面白いと生き残れるドラマ~」
※4:「HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル」
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年3月26日 調査対象期間:2022年3月19日~3月25日

今週、配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflix8作品、Amazonプライム・ビデオ1作品、ディズニープラス1作品となり、Netflixの存在感が強いことが分かります。コンテンツタイプ別にみると、ドラマ6作品、バラエティ2作品、映画2作品となりました。

3月に配信が始まったばかりの映画2本に注目すると、7位にNetflixの『桜のような僕の恋人』が入っています。人気グループ「Sexy Zone」の中島健人が主演を務める小説原作の邦画で、3月24日(木)に配信が始まりました。男女比は約0:10と女性のみ、年代別では15-19歳代で特に高い視聴者数ptを集めました。2つ目は9位を獲得したディズニープラスの『私ときどきレッサーパンダ』です。ピクサーブランドの長編アニメで、3月11日(金)に配信が始まりました。男女比は約2:8と女性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを集めました。

男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちら ランキングデータ一覧へ

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

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