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『SPY×FAMILY』V5 視聴者数ptさらに増加、『トップガン』『アオアシ』『攻殻機動隊』が初TOP20入り~定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(2022年5月第4週)
公開日: 2022/06/03

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年5月第4週の「定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(調査対象期間:5月21日~5月27日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。

※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20
2022年5月第4週
(対象期間:2022年5月21日~5月27日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt(橙字:定額制動画配信サービス オリジナル作品※1)
1位 1
SPY×FAMILY  256 1位 SPY×FAMILY 256pt
名探偵コナン  123 2位 名探偵コナン 123pt
キングダム  58 3位 キングダム 58pt
ワンピース  50 4位 ワンピース 50pt
パリピ孔明  47 5位 パリピ孔明 47pt
鬼滅の刃  42 6位 鬼滅の刃 42pt
進撃の巨人  38 7位 進撃の巨人 38pt
かぐや様は告らせたい  36 8位 かぐや様は告らせたい 36pt
007  35 9位 007 35pt
盾の勇者の成り上がり  26 10位 盾の勇者の成り上がり 26pt
ドラえもん  25 11位 ドラえもん 25pt
トップガン  21 12位 トップガン 21pt
ゴールデンカムイ  21 13位 ゴールデンカムイ 21pt
呪術廻戦  20 14位 呪術廻戦 20pt
孤独のグルメ  20 15位 孤独のグルメ 20pt
アオアシ  20 16位 アオアシ 20pt
クレヨンしんちゃん  19 17位 クレヨンしんちゃん 19pt
攻殻機動隊  19 18位 攻殻機動隊 19pt
相席食堂  18 19位 相席食堂 18pt
阿波連さんははかれない  17 20位 阿波連さんははかれない 17pt
2位 2
3位 4
4位 3
5位 9
6位 6
7位 7
8位 8
9位 5
10位 18
11位 13
12位 80
13位 47
14位 10
15位 11
16位 34
17位 20
18位 86
19位 26
20位 29
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年5月28日 調査対象期間:2022年5月21日~5月27日
本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

『SPY×FAMILY』5週連続で首位、視聴者数ptをさらに伸ばし250pt突破

アニメ『SPY×FAMILY』が5週連続で首位を獲得しました。4月9日(土)の配信開始以降、視聴者数ptを着実に伸ばし、5月第1週に200pt超えを達成。その後も勢いが衰えることなく、前週229ptから今週256ptへと上昇し、4週連続で200pt以上を維持しています。原作はWebマンガ誌「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画。視聴者の内訳をみると、男女比は約5:5と偏りなく、年代別では特に20代で高い視聴者数ptを集めました。

2位も5週連続で『名探偵コナン』シリーズがランクイン。4月15日(金)に劇場公開された『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が興行収入83億円を超える大ヒットを記録しています。視聴者数ptは前週128ptから今週123ptとほぼ横ばいとなりました。3位に入ったのは前週4位から1つランクを上げた『キングダム』シリーズ。4月10日(日)に第4シリーズの配信が始まりました。視聴者数ptは前週47ptから今週58ptと若干上昇しています。今週のTOP3は前週に引き続き漫画原作のアニメ作品となりました。

『トップガン』『アオアシ』『攻殻機動隊』初のTOP20入り

今週、3作品が2021年1月の調査開始以来初のTOP20入りを果たしました。最も上位にランクインしたのは、前週80位から12位に急上昇した『トップガン』です。36年ぶりの新作となる映画『トップガン マーヴェリック』が5月27日(金)に劇場公開されたことで、前作の振り返り視聴が高まったものと推察されます。視聴者の内訳をみると、男女比は約5:5と偏りなく、年代別では50代で特に高い視聴者数ptを集めました。

2つ目は前週34位から16位に浮上したアニメ『アオアシ』です。青年コミック誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載中の漫画を原作とする本作は、4月11日(月)に配信が始まりました。男女比は約7:3と男性寄り、年代別では20代で特に高い視聴者数ptを集めました。

そして、3つ目が前週86位から18位に上昇した『攻殻機動隊』シリーズです。5月23日(月)にNetflixで最新作『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2の独占配信が始まりました。男女比は約8:2と男性寄り、年代別では40代で特に高い視聴者数ptを集めました。

配信オリジナルTOP10:Netflix『ストレンジャー・シングス』、ディズニープラス『オビ=ワン・ケノービ』が配信開始直後にランクイン

配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信オリジナル TOP10※1
(2022年5月第4週 対象期間:2022年5月21日~5月27日)
 
順位 コンテンツタイトル 配信タイトル 視聴者数pt
1位 グリーンマザーズクラブ Netflix
16 1位 グリーンマザーズクラブ 16pt
15 2位 明日 15pt
13 3位 ベイクオフ・ジャパン 13pt
13 4位 ストレンジャー・シングス 13pt
13 5位 愛の不時着 13pt
12 6位 オビ=ワン・ケノービ 12pt
10 7位 イカゲーム 10pt
8 8位 ドキュメンタル※2 8pt
8 9位 社内お見合い 8pt
7 10位 私たちのブルース 7pt
2位 明日 Netflix
3位 ベイクオフ・ジャパン Amazonプライム・ビデオ
4位 ストレンジャー・シングス Netflix
5位 愛の不時着 Netflix
6位 オビ=ワン・ケノービ ディズニープラス
7位 イカゲーム Netflix
8位 ドキュメンタル※2 Amazonプライム・ビデオ
9位 社内お見合い Netflix
10位 私たちのブルース Netflix
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品
※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年5月28日 調査対象期間:2022年5月21日~5月27日

今週、配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflix7作品、Amazonプライム・ビデオ2作品、ディズニープラス1作品と、依然Netflixの存在感が強いことが分かります。コンテンツタイプ別では、ドラマ8作品、バラエティ2作品となりました。

配信開始直後のランクインとなったのが、4位の『ストレンジャー・シングス』と、6位の『オビ=ワン・ケノービ』です。『ストレンジャー・シングス』はNetflixの人気海外ドラマで、最新「シーズン4 Vol.1」の配信が5月27日(金)に始まりました。男女比は約3:7と女性寄り、年代別では20代で特に高い視聴者数ptを集めています。『オビ=ワン・ケノービ』は、大人気映画『スター・ウォーズ』シリーズのスピンオフで、5月27日(金)にディズニープラスで配信が始まりました。男女比は約8:2と男性寄り、年代別では20代と30代で特に高い視聴者数ptを集めました。

男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちら ランキングデータ一覧へ

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

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