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『SPY×FAMILY』視聴者数さらに増加でV6、Netflix『ストレンジャー・シングス』TOP20入り~定額制動画配信サービス コンテンツ別週間ランキングTOP20(2022年6月第1週)
公開日: 2022/06/10

複数の定額制動画配信サービスを横断して集計した2022年6月第1週の「配信サービス視聴者数ランキングTOP20(調査対象期間:5月28日~6月3日、調査対象:日本在住15~69歳男女)」を発表します。

※ 視聴者数pt:下記の実査日において過去1週間以内にそのコンテンツを見た人の多さを示す

配信コンテンツ視聴者数ランキングTOP20
2022年6月第1週
(対象期間:2022年5月28日~6月3日)
 
順位 変動 前回 作品別 視聴者数pt(橙字:定額制動画配信サービス オリジナル作品※1)
1位 1
SPY×FAMILY  270 1位 SPY×FAMILY 270pt
名探偵コナン  95 2位 名探偵コナン 95pt
鬼滅の刃  45 3位 鬼滅の刃 45pt
パリピ孔明  44 4位 パリピ孔明 44pt
キングダム  44 5位 キングダム 44pt
トップガン  43 6位 トップガン 43pt
ワンピース  41 7位 ワンピース 41pt
かぐや様は告らせたい  36 8位 かぐや様は告らせたい 36pt
NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シリーズ  30 9位 NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班 シリーズ 30pt
ドラゴンボール  27 10位 ドラゴンボール 27pt
孤独のグルメ  25 11位 孤独のグルメ 25pt
五等分の花嫁  25 12位 五等分の花嫁 25pt
進撃の巨人  23 13位 進撃の巨人 23pt
愛の不時着 (Netflix) 22 14位 愛の不時着 22pt
クレヨンしんちゃん  21 15位 クレヨンしんちゃん 21pt
007  21 16位 007 21pt
呪術廻戦  20 17位 呪術廻戦 20pt
エヴァンゲリオン  20 18位 エヴァンゲリオン 20pt
ザ・ファブル  20 19位 ザ・ファブル 20pt
ストレンジャー・シングス (Netflix) 19 20位 ストレンジャー・シングス 19pt
2位 2
3位 6
4位 5
5位 3
6位 12
7位 4
8位 8
9位 60
10位 24
11位 15
12位 41
13位 7
14位 34
15位 17
16位 9
17位 14
18位 91
19位 363
20位 32
【順位変動】↑:10以上の上昇、↗:1~9の上昇、↘:1~9の下降、↓:10以上の下降、→:変動なし
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年6月4日 調査対象期間:2022年5月28日~6月3日
本ランキングは19の定額制動画配信サービス(ABEMAプレミアム、Amazonプライム・ビデオ、Apple TV+、dTV、dアニメストア、FOD、Hulu、J:COMオンデマンド、Netflix、Paravi、Rakuten TV、SPOOX、TELASA、TSUTAYA TV、U-NEXT、アニメ放題、ディズニープラス、バンダイチャンネル、ひかりTVビデオサービス)の視聴者数ptを横断して集計しています。

『SPY×FAMILY』6週連続で首位、視聴者数ptは上昇続け270ptへ

アニメ『SPY×FAMILY』が6週連続で首位を獲得しました。原作はWebマンガ誌「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画。4月9日(土)の配信開始以降、視聴者数ptを着実に伸ばし、5月第1週に200pt超えを達成。その後も勢いが衰えることなく、前週256ptから今週270ptへと上昇し、5週連続で200pt以上を維持しています。

2位も6週連続で『名探偵コナン』シリーズがランクイン。4月15日(金)に劇場公開された『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が興行収入86億円を超える大ヒットを記録しています。視聴者数ptは前週123ptから今週95ptと減少しました。3位に入ったのは前週6位から3つランクを上げた『鬼滅の刃』。視聴者数ptは前週42ptから今週45ptとほぼ横ばいとなりました。今週のTOP3は前週に引き続き漫画原作のアニメ作品となりました。

『ドラゴンボール』『五等分の花嫁』『ザ・ファブル』が圏外からTOP20入り

今週、関連映画の動きにあわせて3作品が圏外からTOP20入りしました。最も上位にランクインしたのは、前週24位から10位に浮上した『ドラゴンボール』シリーズです。劇場版『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』の公開が6月11日(土)に控えており、関連作品の振り返り視聴が高まったものと推察されます。視聴者の内訳をみると、男女比は約8:2と男性寄り、年代別では30代で特に高い視聴者数ptを集めました。

続いてランクインしたのは、前週41位から12位に上昇した『五等分の花嫁』。テレビアニメシリーズ完結編となる劇場版『映画 五等分の花嫁』が5月20日(金)に公開され大ヒットを記録するなか、振り返り視聴が高まったものと推察されます。男女比は約6:4と若干の男性寄り、年代別では15-19歳代で特に高い視聴者数ptを集めました。

そして、前週363位から19位に急上昇した『ザ・ファブル』シリーズです。2021年公開の大ヒット映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』が6月3日(金)に地上波初放送され、前作を含めた視聴熱が高まったものと推察されます。男女比は約9:1とかなり男性寄り、年代別では40代で特に高い視聴者数ptを集めました。

配信オリジナルTOP10
『ストレンジャー・シングス』『オビ=ワン・ケノービ』TOP3入り

配信コンテンツ視聴者数ランキング
配信オリジナル TOP10※1
(2022年6月第1週 対象期間:2022年5月28日~6月3日)
 
順位 コンテンツタイトル 配信タイトル 視聴者数pt
1位 愛の不時着 Netflix
22 1位 愛の不時着 22pt
19 2位 ストレンジャー・シングス 19pt
19 3位 オビ=ワン・ケノービ 19pt
19 4位 ドキュメンタル※2 19pt
17 5位 ザ・ボーイズ 17pt
16 6位 私たちのブルース 16pt
12 7位 私の解放日誌 12pt
12 8位 社内お見合い 12pt
11 9位 バチェラー・ジャパン 11pt
11 10位 グリーンマザーズクラブ 11pt
2位 ストレンジャー・シングス Netflix
3位 オビ=ワン・ケノービ ディズニープラス
4位 ドキュメンタル※2 Amazonプライム・ビデオ
5位 ザ・ボーイズ Amazonプライム・ビデオ
6位 私たちのブルース Netflix
7位 私の解放日誌 Netflix
8位 社内お見合い Netflix
9位 バチェラー・ジャパン Amazonプライム・ビデオ
10位 グリーンマザーズクラブ Netflix
※1:シリーズすべてが配信サービスオリジナルの作品
※2:『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』
出典:GEM Partnersによる定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査(掲載ptは小数点第1で四捨五入)
実査日:2022年6月4日 調査対象期間:2022年5月28日~6月3日

今週、配信オリジナルTOP10に入ったコンテンツのサービス内訳は、Netflix6作品、Amazonプライム・ビデオ3作品、ディズニープラス1作品となり、半数以上をNetflixが占めました。コンテンツタイプ別では、ドラマ8作品、バラエティ2作品となりました。

1位はNetflixの韓国ドラマ『愛の不時着』。視聴者数ptを前週13pから22ptに伸ばして前週5位からランクアップしました。続く2位はNetflix『ストレンジャー・シングス』、3位はディズニープラス『オビ=ワン・ケノービ』です。ともに5月27日(金)に新シリーズ/新作の配信が始まったSFドラマで、僅差でのランクインとなりました(掲載ptは小数点第1で四捨五入)。『愛の不時着』『ストレンジャー・シングス』は今週、全体ランキングでもTOP20入りを果たしています。

そのほか、配信開始直後にTOP10入りしたのが、5位の『ザ・ボーイズ』です。本作はAmazonプライム・ビデオの人気海外ドラマで、最新「シーズン3」の配信が6月3日(金)に始まりました。男女比は約8:2と男性寄り、年代別では50代で特に高い視聴者数ptを集めています。

男女別、年代別、過去ランキングなど、詳細はこちら ランキングデータ一覧へ

■定額制動画配信サービス コンテンツ別 調査概要

【調査方法】インターネットアンケート
【調査対象】日本在住の15~69歳の男女
【回答者数】各回 約7,000人
【数値重みづけ】総務省発表の人口統計を参考に回答者を性年代別に重みづけ
【集計方法】視聴したコンテンツについては自由回答方式で聴取。これをGEM Partners開発によるエンタメコンテンツ辞書を用いて名寄せ・集計を実施。コンテンツごとの視聴したシーズン数やエピソード数等は区別せず、一部でも観たと回答した人を視聴者としてカウント。また、劇場/テレビ版や海外/国内版も同一コンテンツとしてカウント(一部例外あり)。複数回観ても1カウントとしている。
※名寄せ辞書のアップデートに伴い、過去に遡って値が修正されることがあります

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